アイドルを追いかけメキシコへ!

女子だって一人旅がしたい!休日の過ごし方に一人旅を!?

2017年4月。当時追いかけていたアイドルが海外での公演をするという発表を2月にしました。これまで海外に行ったことはありませんでしたが、そのアイドルは同じ年の6月で解散してしまうということも背中を押して、思い出作りのためにもメキシコまで行くことを決めました。語学力に関しては全くと言っていいほどありませんでしたが、ツアーなども特になかったため、自分で一から旅行サイトを使って手配しました。乗り換えは不安だったため、アエロメヒコの直通便でメキシコシティへ向かいました。

宿泊先は固定し、ライブの前日に到着。会場までの安全を確かめたかったこともあり、あらかじめ日本人ガイドさんを手配。初日はホテルから会場までの道案内をしてもらいながら、途中気になった書店に寄ったり、道すがらここは安全、ここは危険、といったポイントを教えてもらいました。それを踏まえて2日目は焦ることなく会場へ。

行きの飛行機で知り合った同じアイドルのファン(渡航経験豊富)の方と合流し、現地のイベントスペースでライブを楽しみました。ライブの帰りにはそのファンの方と近くのホテルでステーキをがっつり食べ(ボリュームも味もバツグンでした!)、疲れた体を癒しつつ、夜の国立公園周辺を歩きながら宿泊先へ。最終日はお土産を買いに市場へ行ったり、地下鉄に乗って世界遺産の国立大学(UNAM)を見に行ったりと、純粋に観光を愉しみました。

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メキシコシティは想像していたよりもずっと整然としていて、場所によってさまざまな建築様式の建物があるなど、街歩きが非常に楽しかったです。また、広場ではさまざまな催し物が行われていて、ちょっとしたお祭りを常にしているような感じでした。いかにもな観光というよりも、街の雰囲気や人々の笑顔を見ていると、自分も楽しい気分になります。また、お土産屋さんでは、基本ディスカウントするのが常で、あらかじめ調べたスペイン語で「安くして」と頼むと、わりかし快く値引きに応じてくれます。

交通手段のメインは、地下鉄もありますがメインは路線バスです。前の人がチケットを購入する様子をチラ見しながら、自分も真似してチケットを購入。行きたい場所のあたりだけつけて、後はノリで行動をしていました。この辺は一人旅ならではの気楽さで、実際最初に行こうと思っていた場所に行かず、当日知ったインスルヘンテス劇場に行くなど、勢いに任せて散策をしたことが、思い出に残っています。

旅行中は、道端でおじさんに近寄られてきたりしましたが、はっきり嫌な表情で目を見たおかげか、特に触れられたりしつこくされることはなかったのでホッとしました。また、地下鉄の車内であった出来事ですが、突然私の膝下にボールペンを置いて去っていった幼い女の子がいました。

少女は車内のお客さんみんなにペンを渡していきます。何事かと思って、捨てることも返すこともできずアタフタしていると、奥までいった少女が置いたペンを回収して行っている様子が見て取れました。そのうち自分のところにもやってきて、固まっているわたしをよそに、特に何かを言うわけでもなく、ペンを回収していきました。

後でわかったことですが、どうやらこうした車内での押し売り的なものは物乞いの一種で、かわいそうに思ったら置かれた商品を買ってあげるのだそうです。私はその時混乱の最中にいたので何もできませんでしたが、あらかじめ事情を知っていたらかっても良かったのかな、と思いました。ただ、決して強引にお金をせびることはなく、反応がなければ回収してそれ以上のことはしない、と節度がキチンと守られていることに好感をもちました。ヒヤッとしましたが、同時に感心もした出来事でした。

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