イタリアからポルトガルのリスボンへ4泊5日の旅

女子だって一人旅がしたい!休日の過ごし方に一人旅を!?

イタリアから2月上旬にポルトガルのリスボンへ4泊5日で観光目的の旅をしました。宿泊はブッキングドットコムでアパートを予約し、飛行機はライアンエアーの格安チケットを購入しました。ローマの空港から搭乗する直前にブッキングドットコムから、宿泊予定のアパートがキャンセルになったので他のアパートへ行ってほしいと連絡がありました。先のアパートへの行き方などを調べていたのでかなり焦りましたが、幸い元のアパートから徒歩5分ほどになり、特に問題なく到着することができました。

到着日は、まずコメルシオ広場のインフォーメンションオフィスへ向かい、市内マップなどを貰いました。そこから、サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台や、サント・アントニオ教会・サンジョルジェ城へ。2日目は、ベレンの塔・ジェロニモス修道院を散策し、そのそばにあるパステル・デ・ナタ(エッグタルトみたいなお菓子)で有名なお店で、お菓子を購入しました。かなり行列でしたし、ガイドブックにも必ず載っていて、確かに美味しいですが、日本にも美味しいケーキはもっとたくさんあるなあ・・と。

3日目は、リスボンから電車やバスに乗り継ぎ、シントラ・ロカ岬・ベーナ宮殿へ。ロカ岬は、強風で歩くのがやっとでしたが絶景を見られて、行って良かったと思いました。シントラも見応えがあります。帰りの電車の時刻が気になり、駆け足で回ることになってしまいましたが、ゆっくり見たい方はツアーに参加するか、2日間にかけて行くのがお勧めです。

リスボン市内は地下鉄や市電もありますが、徒歩でも十分回れます。アパートに滞在していたので、夜は近所のスーパーで食材を買い、自炊していました。レストランで食べたら高そうな食材もスーパーでは安く、ポートワインやタラの切り身、魚の缶詰、朝食用にポルトガルのお菓子などを購入しひとりでゆっくり楽しみました。

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日用品(シャンプーや石鹸など)はイタリアより割高でしたが、食材は安く(魚介類は高い)自炊には助かりました。ガイドブックでも有名な黄色い市電に乗りたく、停留所で待っていたのですが、なかなか通らずおかしいと思っていたところ、親切な方が路線変更になったと教えてくれました。

市電に乗るだけで1時間半ほど費やしたと思います。とにかく人も時間の流れもゆっくりで、イタリアに住んでいるので慣れていて、たいていのことには驚かないのですが、この国には新たな発見がたくさんありました。東京の人混みと急ぐように歩く人の流れとは比較になりません。観光もそうですが、ショッピングも楽しかったです。

リスボンからシントラへ行く際に、途中でバスに乗ったのですが、運転の荒いこと荒いこと。坂道のカーブを急ブレーキをかけながら、猛スピードで進んでいきます。なんとなく車内が煙臭く感じ、バスの後方を見ると何と煙が充満しているではないですか。乗客が運転手に「バスを止めろ!降ろせ!燃えている!」と叫んでも、運転手はイヤフォンをしているのか聞こえていないようでした。

やっと事の次第に気づいた運転手が停車し、乗客は一目散に外へ・・バスの後輪から煙がもくもくと出ていました。運転手は一目確認すると「火が出ているわけではないから大丈夫!」と再び運転席へ乗り込んだのです。外で悩んでいる乗客に「次のバスは1時間先だぞ!どうするんだ?乗るのか乗らないのか?」と・・

そしてほとんどの乗客がまた、しぶしぶバスに乗り込んだのです。私たちも、恐る恐る運転席付近へ乗り込みました。無事リスボンへ戻れた時はほっとしたとともに、疲れがどっと出てしまいました。日本では考えられない出来事で、こんなことでヒヤヒヤしているようではこの国では生きていけないな、と思いました。

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